オープンバッジ大賞 2023年11月1日(水)オンラインラーニングフォーラム2023内で表彰式を開催。応募受付は終了しました オープンバッジ大賞 2023年11月1日(水)オンラインラーニングフォーラム2023内で表彰式を開催。応募受付は終了しました

オープンバッジ大賞とは?

オープンバッジの取組みで優れたものを選出するアワードです。
知識・スキル・経験のデジタル証明書として世界標準規格で発行が進んでいるオープンバッジは、
教育・研修・学習のエコシステムを形成する上でも有効なツールになってきました。
また、内閣官房から発せられた「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画2023」でも、
オープンバッジの活用の推奨を図ると明記されており、
特筆すべき事例を表彰することで、さらなる普及を推進することを目的とします。

Award
結果発表

オープンバッジ大賞

旭化成株式会社
『旭化成DX Open Badge』

第1回オープンバッジ大賞 授賞式
大賞受賞団体コメント

旭化成株式会社 専務執行役員(当時) 久世和資氏

旭化成では、DXといった取り組みを早くから2016年ぐらいから進めております。
DXで大切にしていることは、
一つ目に、ひと。変革を支えるのは社員。社員のみなさんが活躍できるように人の育成
二つ目に、データ。社内社外に価値あるデータがたくさんあるが、みなさんがうまく使えるようにすること
三つ目は、組織風土
の3つです。変革を進めるには、組織風土や社員、一緒に働くパートナーやお客様との組織風土、一緒に働く共創の風土が大事と考えています。

変革は共創本部という一部のメンバーだけでなく、経営層から現場まで全社員が一体となって進めるべきと考えて、2021年4月に組織ができたすぐに全社員に向けたオープンバッジ制度を計画し、6月から始めました。オープンバッジ制度でこだわったことは、全員参加型で、

  1. 現場が理解できる現場感覚のコンテンツを自ら手作りすること
  2. 業務命令でなく自己研鑽
  3. オープンに外部に提供し、高校や他の企業へバッジやコンテンツを相互乗り入れしてデジタル人材を育成していくこと

オープンバッジは旭化成のDXにとってなくてはならないものであり、ひと、データ、組織風土全部に関係してきます。自己研鑽ですので、取得した人の声を社内で集めて生の声を公開したり、社長・会長にはレベル3までとってもらって、どういう意味があるのかメッセージを発信したりしてもらいました。事業がマテリアル、住宅、ヘルスケア3領域と多岐にわたり、なかなか共通の話題がない中で、DX、オープンバッジは共通言語として、旭化成グループのメンバーが一緒に相談したり議論したりするツールとなっています。
オープンバッジはますます日本全体が元気になるように、企業間だけでなく大学、自治体ともお互いのバッジのコンテンツを相互乗り入れして、日本全体が勉強する教材がどこにでもいっぱいあり、誰にでも使える形に社会全体がなっていけばと思います。


優秀賞
企業部門

富士通株式会社
『Purpose Carving Internal Organizer』

優秀賞
自治体部門

藤枝市
『藤枝市民大学2023リカレント教育(学び直し)コース専門講座・
藤枝市民大学2023リカレント教育(学び直し)コース基礎講座』

優秀賞
教育機関部門

国立大学法人 東北大学
『東北大学オープンバッジ』

優秀賞
資格認定団体部門

日本数学検定協会
『データサイエンス数学ストラテジスト上級(トリプルスター認定)』

ASIA PACIFIC賞
GOLD

成均館大学校
『SKKU ISS Micro Degree-Global Sustainability』

ASIA PACIFIC賞
GOLD

社団法人 韓国高等職業教育学会
『メタバース教育専門家』

審査委員長岩本隆先生による講評

オープンバッジ大賞を受賞された団体・企業の皆様、おめでとうございます。今回、部門ごとで表彰をしたように、オープンバッジは国際規格に準拠したスキル・知識・経験のデジタル証明書ですが、教育機関、企業、自治体、資格認定団体などさまざまな組織で活用される幅の広いデジタル証明であるといえます。

現在、組織における人材マネジメントの分野では、「Skills-based 〇〇」という言葉が世界で急速に流行り始めています。「Skills-based organization」、「Skills-based workforce planning」、「Skill-based hiring」、「Skills-based learning」などの言葉がよく使われるようになり、「人材計画、採用、育成、配置など、人材マネジメントのあらゆる領域でスキルをベースにマネジメントをすること重要である」ということが最もホットな話題となっています。それに伴い、組織に属する人達のスキルを可視化し、スキルマップを作って体系的にマネジメントをすることが進展しています。そして、教育機関でのスキル証明も同時に重要性が増しています。

今回受賞した団体・企業は各部門でのオープンバッジ活用の先駆けの団体・企業でありますが、受賞団体・企業の組織の先進的な取り組みが、日本全体における「スキルベースト」のムーブメントにつながることを期待しています。

Judges
審査員紹介

審査委員長

慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 特任教授
岩本 隆

審査副委員長

放送大学教授
日本1EdTech協会理事
山田 恒夫

審査委員

早稲田大学 理工学術院 教授
深澤 良彰

審査委員

慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 特任教授
芝浦工業大学 名誉教授
井上 雅裕

審査委員

サイコム・ブレインズ株式会社 取締役専務執行役員
一般社団法人ラーニングイノベーションコンソシアム 代表理事
川口 泰司